【モアナと伝説の海】作品を彩った声優、エンドソング歌手を紹介!

ストーリー、音楽、キャラクター・・・どれをとっても常に最高の作品を作り上げるディズニー作品は、見る者すべてに活力と喜び、そして感動を与えてくれますよね。

2017年に日本公開されたディズニー映画「モアナと伝説の海」もまさにそうです!

美しい映像を盛り立ててくれる日本語版の主題歌、声優さんの配役は、いつもながら豪華な顔ぶれです。

そこでこの記事では、日本語版主題歌を歌う「加藤ミリヤ」さんや、モアナ役を演じた「屋比久知奈(やびくともな)」さんについて紹介していきたいお思います。

【ディズニー映画・モアナ】日本の主題歌はどんな歌?

「モアナと伝説の海」で使用されている主題歌は、作中でも使用されている挿入歌をアレンジした楽曲となっています。

https://www.youtube.com/watch?v=75tZrqDVr98

挿入歌が流れるシーン前では、珊瑚礁の向こう側で漁をするというモアナの提案に対し、お父さんが彼女をきつく叱りつける、ちょっとした親子のすれ違いが描かれています。

そして、自分の中に湧き出た「海を諦めることはできない」という強い信念に従い、沖に出ることを決意した歌です。

よくアナと雪の女王と比較される今作ですが、メッセージソングの立ち位置としては「Let it Go~ありのままで~」にあたる部分ですよね。

モアナは海に選ばれた、まだまだ年若い16才の少女

タラおばあちゃんから預けられた女神テ・フィティの「心」を返すべく、決心を固めて海へ旅立ちます。

海の色、風の声、大自然を感じさせるステキな主題歌です!

主題歌を歌うのは、歌手:加藤ミリヤ

エンドソングとしても使用された主題歌「どこまでも ~How Far I’ll Go~」を歌うのは、せつない女子の恋心を代弁する詩を歌に載せて多くの女性に届ける、若者に大人気の歌手「加藤ミリヤ」さんです。

西野カナさん、青山テルマさんらと並び、女性の複雑で繊細な気持ちを描写した各楽曲が常に話題を呼んでいて、今もなお絶大な人気を誇っています。

現在ミリヤさんはシンガーソングライター以外にも、ファッションモデルやジュエリーデザインも手がけていて、まさに憧れの的ですね・・・。

筆者が特に心に残っている曲は、やっぱり「Love forever」ですね。

清水翔太さんとのコラボも最高ですが、男女それぞれの視点で描かれる「恋心の感じ方の違い、ちょっとしたことですれ違う寂しさ」がにじみ出る歌詞もグッときました(´;ω;`)。

そんな加藤ミリヤさんが歌う「どこまでも~How Far I’ll Go~」は、モアナの世界観を維持しながら、ミリヤさんのカラーがしっかり出ている素敵な歌になりました。

ちなみに、この楽曲は英語版の主題歌を和訳した歌詞となっています。

原曲はこちら↓

原曲を歌う「アレッシア・カーラ」さんの力強い歌声と、ミリヤさんの優しさに秘められた温かさがわかる歌声・・・まさに奇跡の出会いがもたらした歌なんですね。

作品を見終わったあとに聞く主題歌は感動を誘うもので、本当に涙が出てしまいました・・・。

モアナ役:屋比久知奈(やびくともな)さんとは?

今作の主人公、モアナの役を演じたのは、ビクターミュージックアーツ事務所所属の女優さんである「屋比久知奈」さんです。

セリフの吹き替えはもちろん、モアナの主題歌「どこまでも 〜How Far I’ll Go〜」「どこまでも〜リプライズ」「私はモアナ」といった数々の挿入歌で、素晴らしい歌声を発揮しています。

ミュージカル「H12」で発揮された実力

屋比久さんは沖縄出身の現役女子大生で、劇団四季「ライオンキング」を見て以来、ミュージカルの勉強をされていたそうです。

在学中に授業の一環で行われた演劇で主役を演じ、その才能を見出した先生の勧めでミュージカル「H12」のオーディションを受けることになりました。

見事合格し舞台に出演した彼女の魅力を更に見出した「H12」の監督は、後に開催された『集まれ!ミュージカルのど自慢』への出演を推し、見事最優秀賞を獲得してしまったのです・・・まさにプリンセスストーリーというものでしょうか・・・。

新世代のディズニープリンセス誕生!

最終的に現在の事務所へ所属し、オーディションを受け、見事勝ち取った「モアナと伝説の海」主人公:モアナ役。

英語版と聞き比べても違和感を感じない、とても自然な声で役を演じてくださいました!

また作中では、屋比久さんの包容力がある伸びの良い声が作り上げた数々の挿入歌も披露しています。

いよいよ、新世代のディズニープリンセスが誕生した瞬間です!

少女としての心情の違いがにじみ出る歌声

ディズニー映画の楽曲は、「塔の上のラプンツェル」以降その注目度をグングン上げています。

髪が持つ能力に生活を左右されてしまうラプンツェルを演じた「中川翔子(歌:小此木麻里)」さんや、我慢することをやめて自由に生きることを見出した、力強い歌声を披露した「松たか子」さんなどもとても有名ですよね。

もちろんこのような完成された歌声もいいのですが、心の迷い使命の重さ、そういった様々な感情が入り乱れる複雑な歌い方を魅せたモアナの歌声もまた素敵ですよね。

シーンの切り替わりなどで変わる声のトーンの変化にも注目してみてくださいね!

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