ディズニーランドやディズニーシーは「家族と」「友達と」「恋人と」というイメージが強いですが、最近「おひとり様ディズニー」が流行ってるのをご存知ですか?
誰かと予定を合わせる必要がなく一人で自由気ままにパーク内を散策でき、特にキャラクターグリーティングではしゃいでも誰かに咎められるることがないのが最大の強みとも言えますね!(最後のは、特に筆者のことです(^_^;))。
そんなおひとり様ディズニーも、しっかりパーク内の充実したシステムを使いこなさなければ意味がありません。
「シングルライダー」というシステムは、まさにおひとり様ディズニーを楽しむには欠かせないシステムの一つです!
今回は、シングルライダーの利用方法・詳細説明・対象アトラクションを紹介していきますので、ぜひ次パークに行く時は、目一杯活用してアトラクションをいつも以上に楽しんじゃいましょう!
シングルライダーってなに?
シングルライダーは、その名のとおり「一人でライドに乗ること」を表します。
↑ Instagramで見つけた一枚・・・とっても羨ましいです(´∀`)
ディズニーリゾート内で使う「シングルライダー」とはいわば「相席システム」、奇数で乗ったゲストグループの空き席を活用し、シングルライダーで入った1人を乗せて数合わせ乗車させることを表します。
ただし、あくまで1人用の席が出来た時点での案内になるため、常に偶数グループでの乗車が続けば案内が遅くなるケースも考えられます。
その時のスタンバイ待ちの時間をよく確認した上で、シングルライダーより普通に並ぶほうが早いと感じた場合は、状況に応じて行動を変更するほうがいいかもしれませんね^^;。
2人で並んでも相席乗車
「シングルライダーに家族や友達と一緒に並べば、空き席に同時に案内してくれる」という勘違いをされてる方が多いようです。
残念ながら、シングルライダーの待ち列に並んでしまったら、家族や友達と並んでも1人とカウントされ、空き席1個が出来る事に1人案内されることになります。
どうしても家族や友達とアトラクションに乗りたい時は、スタンバイ列に並ぶか、ファストパスを発券して置くようにしましょう。
場合によっては実施していない日も
タイミングによっては、対象アトラクションであってもシングルライダーを実施していない場合もあります。
例えば、先日筆者がパークインしたとき、夕方の夜景を見ながらアトラクションに乗りたくてスプラッシュマウンテンへ行きましたが、ちょうど30分後に行われる「ブランニュードリーム」(花火)の準備のためにシングルライダーを実施していないと言われてしまいました^^;。
翌日の昼間に行った時にはきちんと通してくれたので、時間によってはシングルライダーに乗れない可能性があることも覚えておくといいかもしれませんね。
余談ですが、ブランニュードリームの時間付近になると乗れなくなるアトラクション(蒸気船マークトウェイン号など)が多発してきますので、乗りたい時は時間を確認して行動するようにしましょう^^;。
どこでやってるの?シングルライダー実施アトラクション
シングルライダーは大変便利ですが、実施しているアトラクションが限られているので、ここで実施しているアトラクションを紹介させていただきます。
<東京ディズニーランド>スプラッシュマウンテン
画像参照:東京ディズニーランド「スプラッシュマウンテン」より
クリッターカントリー内にある、滝壺ドボンでお馴染みのアトラクションですね^^。
平均的な待ち時間が70~80分と、普通に待っているとかなり時間を取られてしまいますが、シングルライダーを使えば長い列をスイスイ歩いていき、気づけばアトラクションは目の前です!
ただし、スプラッシュマウンテンは前述のとおり、時間によってはシングルライダーを断られる可能性があります。
花火の時間帯は運営を中断するので、その時間帯を避けて利用するよう心がけましょう。
<東京ディズニーシー>インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮
画像参照:東京ディズニーシー「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」より
冒険家のインディ・ジョーンズと巡る壮大な髑髏(どくろ)迷宮の冒険物語が楽しめるアトラクション、それが「インディ・ジョーンズ・アドベンチャー:クリスタルスカルの魔宮」です!
こちらのアトラクションは普段から40~50分待ちの日が多いですが、他のアトラクションに比べて待ち時間はややゆるめのため、そこまで混んでいないときはキャストさんから一般列に並ぶよう進められるかもしれません。
残念な気持ちになるかもしれませんが、その時はキャストさんの指示に従うようにしましょう^^;。
<東京ディズニーシー>レイジングスピリッツ
画像参照:東京ディズニーシー「レイジングスピリッツ」より
神々の怒りに触れた開発途中の遺跡を舞台に、あっちぐるぐるこっちぐるぐる、大旋回と高速移動を繰り返す、ディズニーシー屈指の絶叫アトラクション・・・「レイジングスピリッツ」です(^_^;)。
ディズニーランドの「スペースマウンテン」のように何個も退出口があると、何回乗ってても最後の退出口で心が折れそうになります(笑)。
レイジング・スピリッツは常時60~70分待ちの時間が多く、長い時で90分待ちにもなり、ファストパスはすぐに発券終了になるほど人気のアトラクションですが、このアトラクションではあまりシングルライダーを断られる割合は多くありません。
大体は好きな時に使えると考えて問題ないので、予定をうまく組み合わせてアトラクションを楽しめるようにしておきましょう!
家族や友人、恋人と乗らないことで変顔見られなくて済む利点もアリマスヨー(。∀゜)
<東京ディズニーシー>タワー・オブ・テラー(おまけ)
画像参照:東京ディズニーシー「タワー・オブ・テラー」より
通常時は11階、Level13時は13階の高さから絶叫急降下が楽しめる(狂気)、乗り場にいるだけで震えが止まらない恐怖のアトラクション「タワー・オブ・テラー」。
こちらは厳密に言うとシングルライダー対象アトラクションではありませんが、普段から1人で乗る人を優先して案内するシステムが導入されています。
そのため、エレベーターの座席空き数が奇数の場合、並んでる人よりも早く1人の人が通されるケースも多く、それを見てると「おひとり様・・・いいなぁ・・・」って感じます^^;。
こちらは普通に並んでる人、ファストパスで並んでる人に関係なく、すべてのゲストから選出して自動的に移動をお願いされるので、普通通りに並んで待つようにしましょう。
どうやって使うの?シングルライダーの利用方法
簡単5ステップで、誰でもシングルライダーを活用することができます!
タワー・オブ・テラーを除き、下記の順序に従って行動してください。
- アトラクションのファストパス・エントランスの前に立っているキャストさんに「シングルライダーで乗ります」と伝える
- ファストパス・チケットを持ってる人と一緒に、途中まで進む
- 中間地点でチケットの回収を担当されているキャストさんに「シングルライダーで乗ります」と伝える
- 専用の通路を案内されるので、そこをただひたすら歩く
- 乗り場近くに近づいたら一度立ち止まり、キャストさんの指示が出たらアトラクションに乗る
この時、しどろもどろに伝えるのではなく、しっかりと「シングルライダーで乗ります」と伝えることが大事です。
緊張するかもしれませんが、ここで気弱になってしまうとファストパスを持ってない人と勘違いされたり、最悪の場合一般列に並ぶように勧められるケースも少なくないのです。
キャストさんであっても、しっかりした態度で自分の意思を伝えるようにすれば、あとは普通にアトラクションを楽しむだけです!