「プーさんと大人になった僕」で、くまのプーさんの世界観に初めて触れた方も多いはずです。
そんな多くの方は「このキャラ、見たことあるけどどんな名前だったっけ・・・」という感じに、ストーリーよりキャラクターの名前を知りたいとおもうはずですよね^^;。
くまのプーさんの世界観をより深く知るために、まずは登場するキャラクターの名前を覚えることから始めていきましょう。
この記事では、アニメ映画の中でも最もオーソドックスな作品「くまのプーさん/完全保存版」をベースに、登場するキャラクターをご紹介していきます。
また、各項目には実写版の声優さんのお名前も一緒に表記してありますので、どんな人が声を担当するのかワクワクしながら記事を読んでみてください(^ω^)。
クリストファー・ロビン:堺雅人
画像参照:ディズニー公式キャラクターページ「クリストファー・ロビン」より
くまのプーさんのストーリーの中で唯一の人間キャラクターであり、この世界の創造主でもある心優しく寛大な少年がクリストファー・ロビンです。
100エーカーの森の仲間たちの「リーダー」として慕われ、中でもプーさんは大の親友として、日々いろんなことを話したり遊んだりして楽しんでいます。
もちろん、ティガーやピグレット、その他の森の仲間たちの相談役としても重宝されていて、みんなが困っていたらクリストファー・ロビンに聞けば一発解決!と言われるくらいの信頼がされています。
ただし、どの作品もプーさんたちとの関係が終わることを暗に示していて、特に「くまのプーさん/完全保存版」では何事にも必ず終わりが来ることをわかりやすく説明したり、「くまのプーさん/クリストファー・ロビンを探せ!」ではプーさんにはちみつを残し、一日まるまる森から姿を消してしまうこともあり、学校へ向かっていることを示す描写が多くされていますね。
実写版ではその延長線上の物語として、お別れ会を開いたあとに学校へ向かうシーン、そしてその後の成長過程が描かれていますが、どんなに小さな子供でも、大人になると少しずつ純粋さを失ってしまうんだな・・・と考えさせられてしまいました。
大人になったクリストファー・ロビンがどのような物語を紡ぐのかは、作品を見てからのお楽しみですね^^。
プー:かぬか光明
画像参照:ディズニー公式キャラクターページ「プー」より
皆さんご存知、この物語のもうひとりの主人公、くまのプーさんです。
画像のとおり、彼(?)はくまのぬいぐるみで、ずんぐりむっくりな愛らしいスタイルに赤いTシャツが決め手の可愛いキャラクターでもあり、ごくまれにお尻を破ったりもします(^O^)。
3食のご飯よりはちみつが大好物な彼は、その大好きな気持ちが暴走してしまうこともしばしば有り、蜂たちから直接はちみつを奪おうとしたり、それが故によく蜂たちに襲われることもあります。
それでもめげないプーさんですが、時に彼の発言は緊迫した周囲の環境を一変させる切り札になることも。
本人にはその自覚がないようですが・・・その言葉は「名言」とされ、ファンの中にはその言葉で人生が救われたという声もお聞きします。
そんな彼は、実写版では100エーカーの森の仲間の中で特に色がくすんでいるようですが、これはクリストファー・ロビンとの強い関係性を示しているのかもしれませんね。
自覚のないプーさんが、どのようにクリストファー・ロビンを助けるのか、その展開が楽しみです。
ピグレット:小形満
画像参照:ディズニー公式キャラクターページ「ピグレット」より
小さいことを気にすることも多く、それが故に気弱な性格の、子豚のぬいぐるみ・ピグレット。
トラブルがやってくると、口癖でつい「ど、ど、ど、どうしよう・・・」とつぶやきながら悩んでしまうのですが、その小さな心には大きな勇気も宿っているのです。
プーさん同様自覚はありませんが、プーの危機に面した時には自分から助っ人を買って出たり、仲間たちが悩んでいるときは陰ながらでも手伝いたい!という気持ちから様々な便宜を図るシーンも、様々な短編や映画で見かけられます。
特にプーさんがクリストファー・ロビンを親友と明言してしまってる事から、「くまのプーさん/クリストファー・ロビンを探せ!」ではロビンのいない状況で自分が一番の親友だ!と言ってしまうことも・・・。
とはいえ、クリストファー・ロビンの大事には自分も手伝いたいという気持ちを見せているので、森の仲間みんなのことが大好きだというのがよく伝わってきます^^。
ティガー:玄田哲章
画像参照:ディズニー公式キャラクターページ「ティガー」より
100エーカーの森一のお調子者といえば、やっぱりティガーですね。
トラの姿をした彼は、バネのように使いこなした尻尾を用いてあっちこっちに飛び跳ねて移動するのが大のお得意様。
その跳躍力は、鍛え上げることで大きな崖さえもひとっ飛びすることができるほどの能力を秘めているのですが、大体この力を使うのは仲間へのいたずらのとき。
特に真面目で働き者のラビットはいたずらのしがいがあるようで、家の中・畑の中・歩行中と、所構わずラビットに飛び込んでは彼を怒らせる日々を送っています。
しかし、度が過ぎたいたずらの影響で一時は会うことさえ拒まれ、ラビットの存在の大切さに気づいた彼は、【その時だけは】反省し、ちょっとは落ち着いた・・・ようです。
そんな彼の元気な性格も、100エーカーの森の生活に必要な、ちょっとしたスパイスになっているのかもしれませんね。