5分でディズニー総復習!「アラジン」のあらすじをネタバレ解説付きで紹介!

アラジン

ディズニー作品から生まれたラブソングは数多くありますが、その中でも筆者が一番大好きなのは「ア・ホール・ニュー・ワールド」ですね。

アラジンがジャスミンを外の世界へ連れだした、あの開放感と充実感に満ち溢れた名曲は、今もなお語り継がれるディズニーの代名詞です。

2019年にはアラジンの実写映画の公開も控えていますが、トレーラーでもア・ホール・ニュー・ワールドの歌唱シーンが流れました・・・アニメに負けず圧巻です(°д°)。

実写映画はアニメ映画準拠の内容になるらしいですが、実写映画お馴染みのストーリーの細かな追加描写があるかもしれないと思うと、今でも公開が待ちきれないです><。

実写を楽しむにはアニメのストーリーを知っておくべき!ということで今回は、アニメ映画「アラジン」のストーリーをすべてお伝えしていきたいと思います!

「アラジン」ストーリー紹介

アラジン

アラジン

この項目では、何度も申し上げるとおりネタバレ要素を多く含みます

そういった要素が苦手な方はブラウザバックをおすすめします!

いつも作品のポイントを書きたいのですが・・・どうしても作品を伝えるのに5000文字以内に収めることができない、自分の技量のなさをお許し下さい(;_;)。

アグラバーで出会う貧しい青年と王の一人娘

アラジン

アラジン

この物語は、砂漠の都・アグラバーを巡り商売をする旅商人の語り部から始まります。

彼が語るのは、この街で暮らしていたある「ダイヤの原石」のおはなし。

アグラバーに住む貧しい青年・アラジンは、貧しさゆえに相棒のお猿・アブーとともに毎日盗みを繰り返しながらその日暮らしをしていました。

彼は弱い者に対する優しさと勇敢な心を持ち合わせているものの、その見た目と貧しい立場から蔑まれ、誰も彼のことを気に留めようとしませんでした。

アラジンは、いつかは王宮に住めるような金持ちになってやるという強い思いを胸に抱きつつも、幼い頃に捨てられたという事実が胸を突き刺し、傷心を抱えて生きる日々を過ごしています。

そんなある日、いつものように食べ物を盗んでアブーと分けあっていたときに、街中に普段は見かけない美しい女性を見かけます。

自分と同い年ほどのその少女ですが、実はこのアグラバーを統治するサルタン王一人娘ジャスミン王妃だったのです。

彼女は次の誕生日までに結婚をしなければならないことを父親に決められていて、真実の愛が伴わない結婚に賛成できず、しかも自由に身動きがとれない今の身分に嫌気がさし、王宮から密かに抜け出していたのです。

そのため世間知らずなジャスミンはうっかりお店の品を子供に無銭で与えてしまい、それに気づいた店主が罰として腕を切り落とそうとしてしまいます・・・が、それをアラジンは黙っていません。

アラジンは即興で芝居を打ち、アブーの協力もあり無事にその場を切り抜けることに成功します。

ジャスミンの身分を知らないアラジンは、さらに自分の隠れ家に案内し、そこから見える王宮を見ながら自分の野望を明らかにしますが、王宮を見て結婚の事を思い出したジャスミンは目を背けてしまいます。

それでも、ジャスミンはアラジンの裏表のない心をさらけ出す姿に、アラジンはジャスミンの聡明さと美しさに俺ぞれ惹かれあい、いい雰囲気まで持ち込みます・・・が、それを街の衛兵が許しません。

無理やりアラジンが連れて行かれそうになり、とうとうジャスミンは自分の身分を明かしますが、今回はジャスミンの命令だけでは衛兵を止めることができませんでした。

実はアラジンを逮捕するきっかけを作ったのは、王に仕える右大臣・ジャファーだったのです。

アラジン

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ランプを欲するジャファーの企み

アラジン

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アグラバーの王・サルタンに仕える右大臣・ジャファーは、世界をも揺るがすあるアイテムを狙っていました。

それは、なんでも自分が望む3つの願いを叶える魔神が住まうランプで、彼はそれを手に入れるヒントを見つけていたのです。

手下のガジームに命令を下し、魔法の洞窟の鍵を開けるための宝石を見つけ出させ、とうとう魔法の洞窟を見つけ出すことにも成功します。

アラジン

アラジン

しかし魔法の洞窟の中に入れるのは「ダイヤの原石」のような心の持ち主のみ、それ以外のものは砂山もろとも吸い込んでしまい、少しでも足を踏み入れるものには死を与えるという厳罰を処しており、ガシームもその例に続いて吸い込まれてしまいます。

仕方なく魔法の力を使い、やっとのことで「ダイヤの原石」を持ち合わせる者がアラジンであることを突き止めたジャファーは、街の衛兵を言いくるめて逮捕させ、地下牢へ監禁します。

しかし、アラジンを助けたいと考えていたジャスミンに対しては、所在を怪しまれないようジャスミンを誘拐したという大義名分を用い、彼を処刑した嘘を伝えてしまうのです。

結果、自分のせいで死ぬことになってしまったアラジンに対する罪悪感、そしてことを急いて処刑を実行したジャファーに対する憎悪がこみ上げてくるジャスミン・・・。

その一方で、アラジンは地下牢に閉じ込められたまま絶望感に浸っており、アブーがピッキングで手錠を外すものの、自分が恋した相手が王妃であったことをますます悔やみ、自分の無力さを痛感していました。

そんなお先真っ暗な中・・・さらに真っ暗な地下牢の奥で、同じように監禁されていたひとりの老人がアラジンに声をかけてきます。

彼は長いこと一人で地下牢に閉じ込められていたものの、その長い期間の中で町外れの砂漠地帯にある魔法の洞窟へ連れて行ってくれる若者がくるのを待っていたのだとか。

そしてそんな若者がやってくるまでに準備を一通り済ませており、とうとうやってきたアラジンを見つけて声をかけたのでした。

怪しさもありつつ、監禁されている身である以外に不自由さはなかったため、すぐに老人の言葉を聞き、魔法の洞窟へと向かいます。

魔法の洞窟も、アラジンの姿を見ると中へ招き入れることにします・・・ただ一言「ランプ以外には触れるな」という忠告を残して。

魔法の洞窟の先で出会う「絨毯」と「魔人」

アラジン

アラジン

魔法の洞窟の中には、アラジンやアブーがこれまで目にしなかった黄金や宝の数々が奉納されていて、きっとそれらを全て手に入れれば王様にでもなれるくらいの財宝の山に目を見張ります。

とはいえ、大元の目的は「ランプを老人に届けること」であり、この黄金に意図的に触れてしまったら罰を与えられてしまいます。

とはいえ道もわからぬまま、無作為に直進するには難しい洞窟の中・・・そんなアラジンたちを導いたのは魔法の絨毯でした。

意志を持ち、自分の力で動く絨毯は、アラジンの願いに応え、2人を魔法のランプが置いてある場所まで導きます。

何段ものの階段を上り、ようやくランプを手に入れたアラジンでしたが、目を離した隙に黄金の塊に目を奪われてしまったアブーは、絨毯の制止も聞かずにとうとう手に取ってしまい、魔法の洞窟の怒りを買ってしまいます

その瞬間、黄金はマグマと化し、岩山は溶岩に、水は超高温の温水となってアラジンたちに襲いかかってきます!

絨毯に助けられ入口まで戻ってきたアラジンですが、そこで待ち構えていたのはあの老人・・・彼はアラジンからランプを奪うと、そのまま洞窟に突き落としてしまったのです。

岩に頭を打ち付け気絶したアラジンでしたが、すぐに目を覚まし、アブーが老人から奪い返した魔法のランプに目を留めます。

最初はなんの変哲もないランプだったのですが、汚れて読めない文字を手でこすってみると・・・なんと、ランプの中から煙とともにランプの魔神・ジーニーが現れたのです!

アラジン

アラジン

奇遇にもランプの新たな主となってしまったアラジンは、彼から「なんでも好きな願いを3つだけ叶えてみせましょう」と言われます。

とはいえ、そこで簡単に崩れるアラジンではありませんよね(^ω^)。

ジーニーを上手く言いくるめ、願い事の数を消費することなく洞窟を脱出してしまうのでしたΣ(´∀`;)。

その一方で・・・老人に扮していたジャファーは手元にランプがないことに遅れながらも気づき、自分の努力が台無しになった事を悔やむのでした(・・;)。

魔法の力で「王子」の姿に変身!

アラジン

アラジン

魔法の洞窟から離れたオアシスまで避難してきたアラジン、アブー、ジーニー、絨毯の4人(?)。

ジーニーは騙されたことに後から気づき、アラジンに二度目はないと忠告するとともに改めて願い事を尋ねてきますが、逆にアラジンはジーニーならどんな願い事をするかが気になります。

実は、彼が真に願っているのは「自由」、絶大な魔力とともに課される制約から解放されたいと強く願っていたのですが、それは主人が願わなければ叶うことがないのです。

アラジンはその言葉を聞き同情し、3つ目の願い事を「ジーニーを自由にする」というものにすることを決めますが・・・アニメの描写でピノキオが出てきた分信じていない様子ですね(´▽`;)。

とはいえ、仮初でもその気持ちを嬉しく思ったジーニーは、早速アラジンの願い事を叶えます。

アラジンの最初に思いついた想いはジャスミンでしたが、「相手の気持ちを無理やり自分に向ける魔法は禁止」という制約があったため、まずはジャスミンに会う手段として自分を王子にするよう願います。

そして王子の姿となりその名を「アリ・アバブワ王子」と変え、彼を乗せて凱旋を行うゾウになったアブーは、求婚の願いという名目を使ってアグラバーへ再出発します。

アラジン

アラジン

見事王宮に入り込むことに成功したものの、当のジャスミンはお高く止まってるように見えたアリには目も呉れず、挙句ジャファーとの言い合いを聞いてしまったことで逆上してしまうという、悲惨なスタートダッシュをかけてしまいます。

なんとか一目だけでも会いたいと感じていたアリは、外からジャスミンの部屋へ入り込もうとします。

初めは、ジャスミンのお友達であり護衛もこなす虎のラジャーがアリを追い返そうとしましたが、帽子をとった姿を見たときに市場であったアラジンと瓜二つな姿だったことから、彼を引き止めます。

しかし、やはり王女としての偏見を持たれてると思ったジャスミンはとうとう部屋へ戻ってしまい、アリはこれ以上いても仕方がないと・・・身投げします(下にいた絨毯に飛び降りただけなんですけどね^^;)

焦ったジャスミンですが、空を飛ぶ絨毯の存在を知り、さらにアリからの誘いで外を見るたびに出かけてみたいと強く思います。

特に、彼が放った「僕を信じろ」という言葉に胸を打たれ、二人はアグラバーの街を隅から隅まで、じゅうたんに乗って自由な旅に出かけます。

そして・・・ディズニーのラブソングの中でも特に爽やかで、はちみつをたっぷりかけてトロットロの卵に浸したフワッフワなフレンチトーストよりも甘すぎるラブソングが出来上がったのです(/ω\*)。

この表現考えるのに1時間かかりました・・・無駄な時間を過ごしてしまった・・・(・・;)。

一時はジャスミンに正体を知られそうになりますが、機転を利かせて無事に初デートは終了、互いに満足のいく充実した時間を楽しみましたが、その幸せもいつまでも続くわけではありません

アラジンの危機と奪われた玉座

ジャファーは、アラジンの一件でランプを手に入れることに失敗し、さらにジャスミンの告発で身勝手に処刑を行ったことをサルタンに問い詰められます。

自分の身が危うくなったと感じた時、オウムで彼の手下のイアーゴが、ジャファーがジャスミンと結婚することを提案します。

ジャファーが結婚すれば彼が合法的に王になり、サルタンを玉座から引きずり下ろすことができる・・・あわよくばサルタンとジャスミンを亡き者にもできる・・・と、二人にとってはとても都合が良くなります。

そのためには、新たに遠方からやってきたアリ王子がとてつもなく邪魔になり、デートから帰ってきたアリを捕まえ暗殺しようと企み、重しをつけて海に投げ落とします。

気絶前になんとかランプからジーニーを呼び出したものの、気を失って応答すらできないアリ・・・ジーニーはとりあえず首を縦に降ったことを願いと見立て、救助することに成功します。

ハラハラするシーンではあるのですが、ジーニーのやり取りのおかげかすごく笑ってしまう筆者です(笑)。

一方、満喫したひと時を父親に伝えようとするジャスミンですが、既にサルタンはジャファーの催眠術にかけられており、ジャファーとの結婚を差し迫ります。

なんとかその場にアリも到着し、催眠術を解いてサルタンに悪事をすべて告発しますが、少しの油断がジャファーに余裕を持たせてしまいました。

そう、帽子に隠していたランプがバレてしまい、ジャファーはとうとうアリ王子がアラジンであることを見抜いてしまうのです。

一方、一時的にジャファーを退いたアリの勇気とジャスミンのお墨付きをもらい、とうとう娘の結婚を進め、アリをアグラバーの王子に仕立てるよう計画を練ります。

しかし自分の仮初の姿に恋したジャスミンへの罪悪感と、王子でもない身分で国の王子となってしまうことに対する嘘を抱いた罪悪感、二つの気持ちが入り乱れ、とうとうジーニーとの約束を守れそうにないと弱音を吐いてしまいます。

そのことでジーニーとすれ違いが生じ、互いに口も聞けなくなってしまいました・・・。

その隙を付いたイアーゴがジャスミンの声真似でアリを外に誘導し、とうとうイアーゴはランプをジャファーのもとへ持ち去ってしまいます。

ジャファーがランプをこすったことで所有権は一時的にジャファーのものとなり、アグラバーの街を征服しようとします。

1つ目の願いとして早速アグラバーの王様になり、2つ目の願いで世界一の魔法使いになることで、とうとう誰もジャファーを止められなくなってしまいました。

さらにジャファーはアリ王子の正体がアラジンであることをジャスミンの目の前で明かした上、アラジンを吹雪で凍える雪山に吹き飛ばしてしまったのです。

サルタンとジャスミンは為すすべもなく、とうとうジャファーの支配下に置かれることになってしまったのでした・・・。

命をかけた、アラジン一世一代の大勝負

アラジン

アラジン

雪山に飛ばされたアラジンは、アブーと絨毯を見つけ出すことに成功し、生死と隣り合わせになりながらも無事雪山を脱出します。

一方、王国はジャファーの統治化に置かれ、ジャスミンが結婚を強要されるのも時間の問題でした。

やっとの思いでアラジンもその場に到着しますが・・・ジャスミンが仕掛けた罠が影響してバレてしまい、ジャファーとの直接対決にもつれ込んでしまいます。

ジャファーは見事に魔法を用いてアラジンを弄びますが、アラジンはそんなジャファーから言われた一言で作戦をひらめきます。

そして「お前が世界一の魔法使いになれたのは、ジーニーがいたおかげだからだ!」と煽り、それに乗ったジャファーは、最後のお願いとして「自分をジーニーにするように」ジーニーに命令します。

アラジン

アラジン

断ることを許されないジーニーは、アラジンに目配せしつつも、願いを叶えてジャファーをジーニーにする魔法をかけてしまいます!

・・・とはいえ、彼は知りませんでした・・・絶大な魔力とともに課される制約のことを。

アラジンは、ジーニーと化したジャファーの足元に現れた黒いランプを手に取り、中へ戻るよう命じたことで、為すすべもなくジャファーは吸い込まれてしまいました。

彼がいなくなったことでアグラバーの街に平和が戻り、お城も、城下町も、王様とジャスミンも、今までどおりの姿に戻ったのでした!

アラジンの決断と最高のグランドフィナーレ

さて・・・いよいよアラジンも、自分に対する決断をしなくてはならないときが迫っていました。

本来王妃と結婚できるのは各国の王子のみ・・・もちろんアラジンはその枠内に入っていないのは愚か、民衆を騙して結婚しようとしていたことになるため、下手すると死罪になる恐れもあります。

ジーニーは、ジャスミンとの出会いは運命であること、手放せば二度と出会うことはできないと伝え、残ってる最後のお願いでもう一度王子になるように勧めます。

よく考えた上で、アラジンはやっとの思いでジーニーに最後のお願いを伝えます。それは___

ジーニーに、自由を!

約束した願いを伝え、とうとうジーニーは製薬の腕輪と抜け出せない足が生えたことにより、とうとう魔法を自由に扱える普通の存在として生まれ変わることができたのです!

そして、その様子を見ていたサルタンは、王としての権限を行使し、王女が認める相手であれば誰とでも結婚することを許すよう法改正することを宣言したのです!

これにより、結ばれないはずの二人はいよいよ恋の心を抱きながら生涯を誓い合うことができ、「素敵な世界を、二人で」楽しむ旅に出るのでした・・・。