スイスファミリー・ツリーハウスはディズニーランドの10周年の記念に誕生したアトラクションです。
アドベンチャーランドの一角にあり、通り過ぎているだけで存在に気付かない人も少なくありません。
立ち寄ることのない人にとっては謎の多いアトラクションといえるでしょう。
実は、スイスファミリー・ツリーハウスにはストーリーを知るとものすごく奥の深いアトラクションなんです。
いったことがあっても、ただの木製アスレチック、またはオブジェか何かだと思っていませんか?
確かにツリーハウスの階段で登るアトラクションなので、ディズニーランドでただでさえ歩き疲れたときに訪れるのはちょっと大変に感じることもあります。
けれど、待ち時間もなく自分のペースで遊ぶことができるので、ちょっと時間が空いたときには重宝してしまうのです。
そんな『スイスファミリー・ツリーハウス』ですが、原作がどんなストーリーなのかをしっているだけで、じっくり見に行きたくなるこだわりがたくさん詰まっています。
今回はスイスファミリー・ツリーハウスを楽しむために知っておきたいポイントをまとめて教えちゃいます!
スイスファミリー・ツリーハウスの概要
スイスファミリー・ツリーハウスはその名の通り、ディズニー映画『スイスファミリー・ロビンソン』をもとに、ロビンソン一家が無人島で暮らした“大きな木の家”を再現したアトラクションです。
ロビンソン一家がオーストラリアに行くために乗っていた船「リカバリー号」の廃材をリサイクルしたツリーハウスなので、ところどころに船で使われていた品々を見ることができます。
そのため、ここで見ることのできる生活用品は手作り感満載!
水をくむための仕掛けがあったり、自分が遭難してしまったらここまでのものが作れるだろうか?と感心しきりになるアイテムがあちらこちらに見ることができます。
- 場所 :アドベンチャーランド
- 形式 :ウォークスルー、体験型
- 所要時間 :約8分30秒
- 撮影 :OK
- 車いす:NG
スイスファミリー・ツリーハウスはどこにある?
スイスファミリー・ツリーハウスはアドベンチャーランドのジャングルクルーズやウエスタンリバー鉄道の向かい側にあります。
1993年7月21日に開園10周年の10個のマジックの一つとして公開されたアトラクションなんですよ。
まわりで、ジャングル・ブックに出てくるバルーやモンキーたちがワイワイとグリーティングをしていることもあるエリアです。
スイスファミリー・ツリーハウスは約19mと結構な高さがあるアトラクションです。
頂上からはディズニーランドのランドマークである「シンデレラ城」がばっちり見えますよ。
スイスファミリー・ツリーハウスの待ち時間はどのくらい?
スイスファミリー・ツリーハウスはウォークスルータイプのアトラクションで譲り合って楽しむ場所になっているので、基本的に待ち時間はありません。
ツリーハウスを探索するアトラクションで、一度に入れる人数の制限もないのですが、アトラクション内は一方通行になっているので途中で引き返したりできません。
こちらは、水を木の上の生活スペースに運ぶための大きな水車になっています。
ロビンソン一家は牧師のお父さんフランツとその奥さんであるアンナ、4人の子供たちの乗った船が難破し、無人島で生活をしているんです。
その期間は10年以上。
船にあったものを大事に使っているのが感じられます。
手作りの食器の外にも船で使われていたと思われるものが混在しています。
周辺には竹もたくさん生えていて、壁や骨組み、食器……竹はこういう事態になったときには本当に役に立つんだなと痛感しますね。
カーテンなどの布は高級感があって、家族が乗っていた船はどんな船だったのか……
色々なストーリーがあちらこちらに感じられます。
ここは子供たちが寝ているスペースでしょうね。
布が限られる環境だと、一番心地よく眠れる寝床なのかもしれません。