蒸気船マークトウェイン号から見える景色
船着き場を後にした蒸気船マークトウェイン号はキャストさんに見送られながら出航します。
出発してすぐ見えてくるのが右側がトムソーヤ島、左側はトムソーヤいかだの船着き場になっています。
400人以上が乗ることができるマークトウェイン号は、乗る場所によって景色も大きく変わるんです。
ゲストは1階のメインデッキと2階のプロムナードデッキ、3階のテキサスデッキ選んで乗ることができ、どの階から見る景色も捨てがたいですね。
下の階は船の仕掛けを見られたり、地上の景色を細かいところまで見ることができます。
上に行けば行くほど普段の視点では楽しめないディズニーランドを見ることができます。
2階は上階と下階のいいとこどりなので、はじめて乗るときは2階でいろいろ探しておくといいかもしれません。
3階は景色の中に隠れている隠れミッキーを見つけやすかったりするようです。
船首側に乗るか船尾側に乗るかについては前の方で船の行く方向を見ているのも楽しいですが、船首側は人も多いので個人的にお勧めなのが後ろ側の景色です。
キャストさんが元気よく手を振ってくれたり、水面が船で揺らいでいるのがよく見えて船旅を満喫している気分に浸ることができます。
混雑しているところを避けて、乗ってから楽しみを見つけられるのも乗ってからも移動ができる蒸気船マークトウェイン号ならではの楽しみ方かもしれませんね。
私が乗ったときは、トムソーヤ島にいたキャストさんたちも手を振ってくれていました。
35周年のイベント期間中は、キャストさんが記念旗を持っているのでそれも一緒に振ってくれていますね。
この他にも、ウッドチャック・キッチンやビーバーブラザーズのカヌー探険、ジャングルクルーズなど多くのアトラクションを普段見られない角度から見ることができるんです。
ほかのアトラクションを満喫するゲストやさっき遊んだアトラクションのキャストさんと手を振り合うと楽しさも倍増しちゃいます。
キャストさんやゲストなど人間以外にも、アメリカ河を優雅に泳ぐ「カルガモ」も見ることができますよ。
蒸気船マークトウェイン号35周年の記念デコレーション
普段は赤と黒のシックなデザインの蒸気船マークトウェイン号は35周年でよりゴージャスに、きらびやかにお色直しをしています。
船のコースを予習しておけば、船の外から手を振っている姿を写真におさめることもできます!
期間限定の運航なので、記念の写真も格別のものになるのではないでしょうか?
35周年の期間限定でとっても貴重な乗船証明書も発行されるので、期間内に行く予定があるなら忘れずに受け取っておきましょう。
待合所に乗船記念にスタンプを押すコーナーもあるのですが、その日に出会ったキャラクターにサインしてもらえたら、さらに特別感が格別にあがりそう。
キャラクターに出会えるかどうかは運次第ではありますが、サインできるようにペンも持ち歩いておくといいですね!
スタンプを押したり、サインをもらったりして自分だけの35周年の特別な思い出を是非、完成させてください。
蒸気船マークトウェイン号のトリビア
蒸気船マークトウェイン号は国の定める船舶法により「旅客船」として登録されています。
気にしないと気付かないのですが、船舶法で定められている名称登録も「マークトウェイン号」として登録しているそうです。
船籍地名に船体名も法に定められた通り、小さいですが後ろの方にきちんと書いてあるので確認してみてください。
また、蒸気船マークトウェイン号のあるアメリカ河には本当にアメリカの川の水が一部使われているんです。
1983年の東京ディズニーランドグランドオープンを間近に控えた春の日、ウエスタンランドで行われた”蒸気船マークトウェイン号”の就航式。
このとき、船の上から瓶に入った水がアメリカ河に注がれたんです。
この瓶に入っていたのがアメリカのミシシッピ河の水なんです。
ディズニーランドというテーマパークの中にありながらミシシッピ河の水を本当に使ってしまうというスケールの大きさがディズニーの魅力の一つではないでしょうか。
まとめ
蒸気船マークトウェイン号はディズニーランドのオープン当初から、多くのゲストを運んでいる旅客船です。
アメリカの大自然を優雅に楽しむことのできる根強い人気の定番アトラクション!
乗るデッキによってその印象はガラリと変わりますが、昼間と夜ではさらに景色が変化します。
年々進化し続けるディズニーランドのその時だけの景色を胸に刻みに乗船してみませんか?